スプレー缶から中身を取り出す冴えたやり方

　これはネットの模型サイトで紹介されていた、ものすごく役に立つテクニックなんですが、なんたることか、先週末にHDDのデータを飛ばしてしまって、そのサイトがわからなくなってしまったのであります。
このサイトをご存じの方、是非教えて下さい。私、もうこれ無しじゃ塗装できない！というくらい使わせていただいているワザなので……
Ｊ−２１　ｍｏｄｅｌ さんのサイトでしたっ！
http://www.geocities.jp/sakujunharu/
このワザは工作室で公開してくださってますよ。
いつも使わせていただき、ありがとうございます！
http://www.geocities.jp/sakujunharu/kousaku.html

　と、いうわけで。
　缶に穴を開けたり塗料を無駄にしたりせずに、スプレー缶からスマートに塗料を取り出せる方法であります。
まずはフィルムケースとストローを用意いたしまして、

フィルムケースのフタに2カ所穴を開けます。なにしろ素材が柔らかいので、ドリル刃を手で持って穴開けするのが手っ取り早い。1秒とかかりません。

今回はストローの直径が4ミリですんで、4ミリのドリルで。
本当はマックシェイクのストローのような、太いストローの方がもっと使いやすいかもしれないんですが。

フタに穴を2つ開けたらストローを通します。タイトですが、ストローの先っぽを少し折ってやると簡単に通せます。

使うときはこのように、

スプレーのノズルを一方のストローに当てて吹いてやると、もう一方のストローからガスだけが抜けて、簡単に塗料が取り出せるのでありますよ。エアブラシで吹く場合は、ガスが落ち着くまで、このままちょっと待ってやってください。

　今回は曲がるストローを使ってるんですが、私、いつもはまっすぐのストローを使っています。口に銜えたくないほど古いのが余ってますンで、活用してやらないと……

ちなみにコダックの黒いフィルムケースは溶剤に弱いようなので、塗料ケースとしては避けた方が無難のようであります。

　ところでフィルムケースのフタ、実はタミヤの樹脂製塗料カップにピッタリ付くンです。

そしてうがいをする時は、このストロー付きのフタを使うと、飛沫が外にハネづらいという……これはちょっとした裏ワザであります。